アガベAgave
世界的に有名なお酒テキーラの原料であり、とても不思議なお花の咲かせ方をするアガベ。 とっても個性的なアガベ(リュウゼツラン)をもっと身近に感じてみませんか。
科名 | リュウゼツラン科リュウゼツラン属 |
---|---|
学名 | Agave |
英名 | Agave |
和名 | 竜舌蘭 |
分類 | 多肉植物 |
アガベ(リュウゼツラン)は、日本語では「竜舌蘭(リュウゼツラン)」と書きますが、蘭の仲間ではありません。メキシコを中心にアメリカ大陸全体に分布している多肉植物です。
室内でも育てられる?
日当たりと風通しの良い環境なら、室内でも育てることができます。日が当たりにくい場所でも育ちますが、葉が細くなったり、株が間延びしてしまうのでできるだけ日の当たる場所で育ててください。
また、アガベは乾燥した環境を好みますが、エアコンの風が直接当たる場所では極度に乾燥し、葉が枯れてしまう場合があるのでご注意ください。どうしてもエアコンの風が当たり続けてしまう場合は、霧吹きなどでケアしてください。
アガベの育て方
-
植え付け
アガベ(リュウゼツラン)の植え付けは、真夏と真冬を避けた春から初夏の暖かい日に行います。水はけのよい土壌が適しています。鉢植えなら多肉植物用の培養土で大丈夫です。あまり根をいじらないようにして、植え付け後2~3日たってから水を与えます。
-
日当たり
アガベ(リュウゼツラン)は、お日様が好きです。室内なら南向きの窓や遮るもののない日当たりの良い窓辺で管理しましょう。地植えで管理する場合も日当たりが良い場所を好みます。水はけ良く日当たりもいい場所を選んでください。
-
水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。ただしあげ過ぎは根腐れの原因になりますので、注意してください。アガベ(リュウゼツラン)は暑い夏に生長しますので、水やりを忘れずに行いましょう。 アガベ(リュウゼツラン)は冬に休眠します。根が寝ていますので、水やりは控えめにしてください。月に1回程度で与えれば十分です。
-
冬越し
アガベ(リュウゼツラン)は品種にもよりますが、冬の低温が苦手です。0℃以下にならないよう管理しましょう。品種によっては極端に耐寒性の弱い種類もありますので、育てる際に越冬温度を確認するようにしてください。
アガベの品種と特徴
-
チタノタ
青みがかった肉厚で幅の広い葉と、葉を覆うよう映えるサメの歯のようなトゲが特徴のアガベ。さまざまなバリエーションの交配種も多く、男性に人気の高い品種です。寒さにとても強いので、冬も温かな地域なら地植えも可能です。
-
ホリダ
塊根植物(コーデックス)光沢のある緑の葉に、サメの歯のような短く鋭いトゲをぎっしりと付けるホリダ。まだ、国内の流通が少ないアガベですが、独特のワイルドな姿が人気です。