観葉植物を室内へ取り込む時期|気温の目安と取り込み前の準備

屋外で夏を過ごした観葉植物は、気温が下がる前に室内へ戻します。目安は最低気温15度ですが、種類によって耐えられる温度は違います。そして取り込み方を間違えると、虫を室内に持ち込んだり、環境変化で葉を落としたりします。この記事では、時期の判断と取り込み前の準備をまとめます。

取り込みの目安は最低気温15度

green leafed plant
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多くの熱帯・亜熱帯原産の観葉植物は、最低気温が15度を下回ると生育が止まり、10度を下回ると傷み始めます。天気予報の最低気温が15度に近づいたら、取り込みの準備を始めてください。

  • 15度で取り込む:アグラオネマ、カラテア、フィカスの一部など寒さに弱い種類
  • 10度前後まで粘れる:モンステラ、ポトス、サンスベリアなど比較的丈夫な種類
  • 5度前後まで耐える:オリーブ、シェフレラなど耐寒性のある種類

地域差も大きいため、住んでいる場所の最低気温の推移を見ながら判断してください。

取り込む前に必ずやる二つのこと

ひとつは害虫の点検です。葉の裏、葉の付け根、鉢底、受け皿の裏まで確認します。屋外では天敵がいて増えにくかった虫も、室内では一気に増えます。

もうひとつは洗浄です。葉の表裏をシャワーで流し、鉢の外側の汚れも落とします。可能なら鉢底から流れ出るまで水を通し、土の中にいる虫を追い出しておくと安心です。

急に環境を変えない

A person wearing work gloves pruning a green juniper bush with hand shears
Photo by Crystal Jo on Unsplash

屋外の明るさと室内の明るさには大きな差があります。いきなり暗い場所へ移すと、葉が黄色くなって落ちることがあります。可能なら、日陰へ移す期間を数日はさんでから室内へ入れると、変化がゆるやかになります。

室内では、まず最も明るい窓辺に置いてください。暖房の風が直接当たる場所、ドアの開閉で冷気が入る場所は避けます。

取り込み後によくある変化

取り込んで1、2週間は、葉が数枚落ちることがあります。環境変化に対する調整なので、ある程度は正常です。ただし次々と落ち続ける、新芽が黒くなるといった場合は、置き場所か水やりを見直してください。

室内は乾きが遅くなるため、屋外と同じ頻度で水をやらないよう注意します。

よくある質問

Q. 取り込む前に植え替えてもいいですか?

A. 環境変化と植え替えが重なると負担が大きくなります。植え替えるなら取り込みの2、3週間前までに済ませてください。

Q. 一度取り込んだら春まで出さないほうがいいですか?

A. 暖かい日に外へ出すと、その都度環境が変わって株が消耗します。取り込んだら春まで室内で通すほうが安定します。

Q. 薬剤で予防したほうがいいですか?

A. 過去に室内で虫が出た経験があるなら、取り込み前に散布しておくと安心です。散布は屋外で行い、乾いてから室内へ入れてください。

取り込みは、時期の判断そのものより、事前の点検と洗浄で差が出ます。虫を持ち込まないことが、冬の室内管理を楽にする最大のポイントです。